昨年の11月からmy365というiPhoneアプリに毎日絵日記を載せていて、ありがたいことにフォロワーがなんと1400人超え、いいねがほぼ毎日200~500くらいついて、ちょくちょくコメントもいただくようになってきたのですよっ。そんなわけで、my365には無事コミュニティを作ることができたようなのなのです。
しかし、お約束のinstagramの方は、もう何年もやってるのに、ぜんっぜん人気なくて、同じ絵載せてるのに、いいねが、毎日20くらいしかつかなくて、あまりに閑散としてるのが切なくて、1月くらいにあきらめて放置プレイに。
ふと、今日覗いてみたらば、なんかめっちゃいいね付けてくれてる人が2名ほどいて、しかもコメントが!
でも全部英語なのっっっ!!
I don't know what it says - but your drawings are always so very cute!!
(ここになんて書いてあるかはわからないけど、あなたの絵はいつもすっごくかわいい!!)
I really like your works:) I wish they are written in English.
(あなたの絵が本当に好きです。英語で書かれてたらいいのに!)
You are very talented. Do you have website?
(あなたは非常に才能があります。Websiteはありますか?)
これらのコメントは二週間ほど前のもので、放置して半年も経ってからこんな風に見に来る人もいるなんて面白いモノですね。
ちなみに下二つのコメントをくれたのは、建築とデザインを勉強されてる学生さんらしく、なかなかイケてる投稿をしていて、フォロワーは1000人近くいる模様。
英語で書くのは・・・ちょっと難しそうだけど?んでも、文字なしでも楽しめる絵を中心に載せて行こうかなぁ、と思ったりするのでした。生まれて初めてできた、海外のファン(?)のためにw
力の抜き加減。
自分の絵、デッサンはなかなかイケてるのに(正確ではないけどw)、本番を仕上げるとイマイチになるなーと前々から思っていた。
でもそんなことありえないし、気のせいだと思いこもうとしていたのだが、ある日、ふっと符に落ちることを言われた。
「陽菜さんの絵は、丁寧に描き過ぎるより、さらっと描いた方が魅力がある」
それから、あまり力を入れ過ぎないように描いてみると、なんだ、以前より断然いい絵が描けるじゃんか!どうも私は、自意識過剰すぎるんだな。だから、絵を描くときにも異様に緊張してしまって、線が固くなるんだな。
これも、約一年前にさらさらっとペンで描いたモノにPCで色を入れたモノ。どうかしら?
しかし、力を抜き過ぎて雑にならないようにせねば。その辺が一番難しいのだなぁ。
その人の本質に迫ると言うこと。
この絵を、iPhoneアプリmy365に載せたら
「イラストレーターは人の顔の特徴をとらえるのが得意そうなのに意外」
だと言われたのだけど、イラストレーターと言っても、私の場合、仕事では似顔絵描かないからなぁ。
実は似顔絵も苦手はないのだけど、相手をよく知らないとムズカシイかも。
だから芸能人とか付き合いの長い人とかは描けるけど、イベント会場でいきなり描くのには向いてないのかもしれない。やったことないからわかんないけど。
そんなわけで、私の「顔が覚えられない」は初対面限定なんだけど、重症な人は、毎日自分の顔が覚えられなくて、鏡見て驚くんだって!ホラーだ!!
その人の人間性とか味わいがわからないと描けない、というので思い出したのだけど
昔、英語の教科書にピカソとガートルード・スタインの逸話が出て来て、ピカソが彼女の肖像画を描くことになったのだけど、ピカソが「あなたを目の前にすると、自分はあなたを見ることができないので、描けない」と言った、と言う話。
訳を当てられた男子は、その理由を問われて「ピカソが、スタイン女史を好きになってしまったから」と答えて、クラスの爆笑を買ったのだが、本当の答えは「本人を目の前にすると、その人の本質を見ることができない」と言うことなのだったのだよね。で、ピカソは一人で絵を完成させたのだけど、その絵の評判は決して良いものではなかった。でも、スタイン本人は「今までの肖像画で一番自分らしい絵だ」と満足していたのだそうだ。
なんか今はそのピカソの気持ちがわかる気がする。(厚かましいけどw)
間違い探し。
GWに東京に行った時に、年末に行う展示の件で、イラスト仲間に会ったのですが、場所が神保町でした。
何度も足を運んだことがあったはずの神保町。でも、実際は大通りしか歩いていなかったんですね。一歩裏通りに入ると、こんなに渋い通りだなんて!
何をいまさらと言われそうですが、私にはとっても新鮮な驚きで、待ち合わせ場所の画廊(そう、ギャラリーではなくまさに画廊)までの道すがら、写真に収めたこの風景。
絵に描いてFBにUPしてみました。
そしたらば、たくさんの反応があって驚き!私のFBの「お友達」は、やはり出版関係者の方が多いのですが、それだけにみなさん、神保町には思い入れが深いんですね。
ところで、この絵には実は間違いがあります。それはどこでしょう?わかるかなぁ?w
イラストレーションの世界を旅するということ。
こんまりさんの本にしたがって、どんどんモノを捨てて行っております。自分の描いた絵も例外ではなく、今見て「ときめかない」絵は容赦なく行きます!
捨てるために広げていると、思いがけないモノにたくさん再会します。
2006年を境に、描くモノがガラッと変わりました。書籍の仕事を始めたのもこの年だし、絵のスクールに通ったのもこの年。今思えば、この時点では「イラストレーション」というものを、ちっともわかってなかったような気がします。
では、2006年より前はどんな絵を描いていたかというと、ボタニカルアートやチャイナペイントという、「ちまちま」ひたすら細かく、花や風景などを描き続けるようなものをやっていたのです。
自分がまさかプロのイラストレーターになるとは想像もしていなくて、植物画やチャイナの先生にでもなれればいいかな―と漠然と考えていました。(実際、先生からはなれると言われていました。)
でも、やっぱり2006年にすべてが急に変わったわけではなかったのだと、この絵を見ていて思います。
その二年前の2004年当時、植物をちまちま描くことに疲れてしまって、さらっとした絵が描けるようになりたいと、水彩画を習い始めたのでした。でも習慣で、どうしても細かく描いてしまう訳ですが。
そこから脱却して、自分のオリジナリティを確立するための旅に出たのが、2006年だったのかもしれません。今もその旅は続いています。
ただ、植物を正確に描くことだけを考えていたあの頃との大きな違いは、よいイラストレーションとは?私にしか描けないものとは?といつも問いかけ続けていることでしょうか。
星の王子様
2011年までは絵本の制作にいそしんでいた私ですが、ここ数年はご無沙汰。
絵本風なやさしいイラストは、得意としているところではないかと思う訳ですが、逆に毒が足りないのではないかとはずっと言われ、自分でも思い続けているところ。フォトレーションが思いのほか楽しかったのと、コントラストの強い写真によって、毒というか、何か足りないモノがたされる感じがして、これで絵本風にもっといろいろ描いてみたくてたまらなくなりました。
それで、いろんな絵本やら資料をひっくり返していたのですが、これ「星の王子様」読んだ途端、その世界にとっぷりはまってしまいました。
(実はこれ一週間ほど前の話なんですが、まだ余韻が残ってます)
これ、もっと子供だましなカワイイ作品だと思っていたんですね。それって「星の王子様」ってタイトルのせいなんじゃないのかなぁ。現題のプチプリンスってのは、小さい王子様って意味じゃなくて、小さな国の王様=大公って意味なんですよね。
でもまぁ「王子様」だから、切ないお話なんだともいえる。小さな星といえど「王様」だと、立派な大人感があるから、最後がここまで切なく哀しくならないかも。
とにかく、キツネが言うように、大切なモノは目に見えないモノだし、「仲良くなる」のは、他とは違う特別な何かになる事。なんですよね。
私が飼う猫は、どんなに不細工でも、世界で一番可愛い猫なんだろうなぁ。
私の描く絵は、今は私にとっては特別だけど、いつかたくさんの人にとっての特別になれるように。
頑張ろう。
ケーブルテレビ放送のお知らせ。
昨日お知らせしたケーブルテレビの件ですが、詳細がわかりました!
港区と新宿のみなしんワイドさんの5/11放送の新コーナー「Art a la carte」というコーナーだそうです。
みなしんワイドFBページに番組の告知もされています~♪
https://www.facebook.com/Minashinwaido
一応DVDがいただけるそうなので、どのように絵が写っているか、とっても楽しみです♪
画像がキャプチャーなど取れたら、UPしますね♪